2024年は相場を見ないトレードで

サヤ取り決済

2024年の株投資のキャッチフレーズは、「相場を見ないトレード」にします。

サラリーマンは、勤務形態にもよりますが、午前9時から午後3時までの東京証券取引所取引中に時間が取りにくいですね。
ザラ場に張り付けないので、始まる前か終わってから(早朝か夜に)売買注文を入れることになります。

相場を見ずにトレードして利益を出すことになります。

狙った銘柄が上がるのか下がるのか、予想するのは困難。
そこで見つけたのが、売る銘柄と買う銘柄を同時に注文する投資法。
アービトラージとか、サヤ取りと言われています。

似たような価格変動をする二つの銘柄を見つけて、二つの銘柄の動きに差ができたら、差が縮まると予想できます。
動きが似ているので、一時的に割高になった銘柄を売り、割安になった銘柄を買えば利益が出る可能性が高い‼

または値が下がっている銘柄を、さらに下がると見込んで売り、上がっている銘柄を買っても利益が期待できます。

ポイントは買いだけ売りだけでなく両建てにすること。
両建てなら相場が急な下落をしても、ボロ負けするリスクを避けることができます。
売銘柄に利益が出やすくなるからです。

どの銘柄を買って、どれを売るのか?
利益が出やすい二つの銘柄(ペア)を見つけられるツールを見つけました。
「サヤトレ2.0」です。

「サヤトレ2.0」で公開されている、この投資法(「サヤトレ2.0」ではロングショート戦略という表現も使われています)がイメージしやすい図を載せてみました。
サヤ取り

朝の出勤前や帰宅してからの夜の時間帯にサヤトレ2.0の「サヤ取りペア検索」を使ってどの銘柄を売買するか決めます。
そして予約注文を入れます。
その日の晩か次の日の朝に、仕掛けた二つの銘柄(ペア)の含み益を確認。

サヤトレ2.0で新しいペア(サヤトレ2.0では「サヤ取りペア」と呼んでいる)が見つかれば新たに予約注文を入れます。
この繰り返しでOK。

仕掛けたサヤ取りペアの決済基準を決めておきましょう。
利益も損失も(特に損失の方は)、どこまで大きくなっても放置しないで一定ラインで決済する方が退場のリスクを避けられるからです。

+5%以上の含み益が出たら翌日(翌営業日)の前場寄付きで利確決済。
-5%以上の含み損が出たら翌営業日に損切決済。
±5%にならない場合、いつまでも保有すると売銘柄に発生する売り方金利が増えてきますので、保有期限を15営業日に設定しました。

「サヤトレ2.0」に出会う前に、いろいろなサヤ取りペアを見つけるツールを試しました。
無料で使えるものは、残念ながら役に立ちません(専門的な知識や作業が必要です)。

次に有料ソフトの「サヤ取りくん」を使ったところ、投資未経験者でも使える優れたものであることがわかりました。
しかし、月額10,450円の費用で継続をあきらめました。

私の勤務先は、月によって業務の繁忙の差が大きく投資に時間を割きにくい時期があるのに、毎月1万円を支払う方法は合っていないと感じたからです。

サヤトレ2.0も月額料金制ですが、サヤ取りくんより安い7500円で、1年契約をすると33%ほどお得になります(2024年1月7日現在)。
安いだけでなく、会員の要望を聞いてアップデートを進めているので、これからも使いやすさが向上していくことでしょう。

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